電子カルテで患者の不安軽減効果も
医療の世界において、実はとても重要となっているものがあります。
医療はとにかく厳正な理論とデータに支えられた分野であります。
病気がどんなものなのか原因を正しく究明し、それを治療するために必要なものはどのような処置か、はっきりと割り出すことが必要になります。
そのためには現場の医師や看護師が間違わずに必要な薬剤投与などを行っていき、患者をケアできればいいという風に考えられます。
理屈としてはそれで間違っていないのですが、その際に忘れてはいけないのが患者自身の心のケアです。
どんなに完璧と思える治療を行っても、肝心の患者がその重要性を理解していなければ、治るものも治りません。
そのためには医師がしっかりと患者とコミュニケーションを取り、病気を完治するために必要な措置を共に行っていく必要があります。
電子カルテには、そうした患者と医師とのコミュニケーションを円滑にしてくれる機能もあります。
まず、紙のカルテを使っていた時代だと、これらの管理や閲覧そのものに大きな手間がかかりましたし、検査結果をデータとして提示する際にも資料をいくつも提示せねばならず、うまく事実を伝えるまでには時間が必要になりました。
その点で電子カルテでは画像オーダーという形で検査結果がはっきりと提示でき、病巣となっている部分の写真を見せるなどして、何が問題なのかを伝えやすくしてくれます。
よるスピーディーに必要な情報を患者に提示できるようにすることで、その分だけ医師とのコミュニケーションを取れる時間を多くし、後の不安軽減も実現できるようにしているのです。